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流行りの波に乗る菓子の新しい売り方

菓子業界も世の中の変化によりその需要動向が変わります。例えば、海外からの観光客で潤っていた時期には、観光地や行楽地向けのお土産物菓子の需要が多く見込めていました。ところがインバウンド需要の減少とともにお土産物菓子の需要も減少しました。

一方、新型コロナウイルスによる感染予防のためのテレワークの推進で、いわゆる巣ごもり需要が伸びたため、自宅で気軽に食べることができる菓子の需要は増加しました。

ここでは、和菓子・洋菓子会社のために、菓子業界のトレンドについて詳しく説明しています。

菓子業界のトレンド

和菓子の需要動向

和菓子の売り上げは、新型コロナウイルスの影響で大きく減少しました。これは、仏教催事や入卒業時の謝恩会などで和菓子の提供が見込まれる催事の中止が関係しています。

また、空港や駅、デパートなどで、利用者が減少したことも大きな要因です。例外として、地域の和菓子店で半径2kmを主な商圏とする場合は、巣ごもり需要の影響で売上を2割から3割程度伸ばしました。

洋菓子の需要動向

洋菓子の売り上げも、新型コロナウイルスの影響を受けています。例外的に、チョコレートなど巣ごもり需要の影響で、需要を増やした商品もあります。

観光地や百貨店向けに卸していた洋菓子は、大きく需要を落としています。しかし、巣ごもり需要やイベント時の需要が堅調であったことは、注目すべきです。

求められている新しい施策と売り方

インバウンドの減少や新型コロナウイルスの影響による観光等の減少で、和菓子・洋菓子ともに需要を減らしましたが、巣ごもり需要をうまくとらえた商品は堅調に需要を伸ばしているといえるでしょう。

このような菓子業界の動向を踏まえたうえで、どのような施策を取り、売り上げを伸ばしていけばよいのか考えます。

催事での需要を取りこぼさない施策

令和2年は、行事菓子の売り上げが好調だったというデータがあります(上述の全日本菓子協会)。これまで注目されてこなかった母の日でも売り上げを伸ばしたということです。

家にいる時間が多くなった分、催事をより大事に感じ、しっかり向き合う姿勢があると言えるでしょう。特別な日に対してよりお金をかけようという機運があるとも考えられます。

対策として、季節やイベントごとで選んでもらえるような特別感のある菓子を作成することが挙げられます。差別化、高付加価値化が今後のテーマになってくると言えるでしょう。

20%以下の値上げの検討

新型コロナウイルスの影響で事業に大きなダメージを受けた菓子事業者は多いです。また、原材料や人件費の高騰によるコストの上昇も起こっています。そんなとき、顧客が許容できる範囲で商品の価格を上げることが考えられます。正直な商いをしてきた場合は、20%以下の値上げを顧客は許してくれますが、20%を超えるのであれば、売上数量に大きく影響を与えるため、控えることが賢明です。

売り方を変えることの検討

菓子市場でも巣ごもり需要をうまく商機に捉えた菓子事業者は、売り上げを伸ばしています。自社の商品の売り方を変えることで、菓子需要を高めることができないかを検討することは大切です。クリスマスなどのイベント時の菓子の需要は一定数あるため、菓子の売り方を変えることで、新たな商機も見えてきます。

高利益率商品の開発

菓子の売り方ではなく、菓子に新たな付加価値を載せて販売することも検討しましょう。たとえば、フードプリンターを用いて、菓子に求められている写真やロゴを印刷することで、高付加価値の菓子が出来上がります。フードプリンターで印刷したオリジナル菓子は、口コミで新たな菓子需要を掘り起こしてくれる可能性もあります。

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