こちらの記事では、可食インクの種類について紹介しています。可食インクは「人工着色ベース」と「自然由来ベース」に分類されているため、それぞれどのような違いがあるのかを解説。また、可食インクを使用する上で気になる安全性についてもまとめました。
人工着色料をベースとした可食インクは、食品衛生法で定められている基準を満たす合成食用色素(タール色素など)を原料としたもので、ワニスや溶剤、添加物と混ぜて作られているものです。例えば下記のような種類があります。
自然由来ベースの可食インクは、その名の通り天然の素材(植物や動物など)から色素を抽出し、溶媒やその他の食品添加物と混ぜて作られるものです。
キク科のベニバナの花冠から抽出した、フラボノイド系の水溶性天然色素「サフラワーY1500(飲料やゼリー、キャンデーや漬物などに使用)」や、モナスカス属の紅麹菌を培養し抽出した水溶性色素「ダイワモナスLA-R(魚肉練り製品やジャム、製菓、冷菓などに使用)」といったように、さまざまな種類があります。
可食インクの安全性については、FAO/WHO食品添加物専門家会議(JECFA)によって評価が行われています。そこでは、人工着色料ベースの食用赤色3号(お菓子、漬物、かまぼこなどの食品の一部に使用)の場合、1日の摂取許容量は「0~0.1mg/kg体重/日」とされていますので、通常の使用による摂取については安全性の懸念はないとされています。
こちらの記事では、可食インクについて紹介してきました。可食インクには「人工着色料ベース」と「自然由来ベース」の2種類があり、それぞれさまざまなものがあります。食品に着色をしたいと考えている場合には、どのような着色料が使用できるのかを確認し、フードプリンターを活用した製造に活かしてください。